「トンマッコルへようこそ」

韓国映画トンマッコルへようこそ」を観てきました!
<公式>http://www.youkoso-movie.jp/
<Yahooの特集>http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/youkoso/


舞台は1950年代、朝鮮戦争真っ只中の朝鮮半島
韓国と北朝鮮の国境近くの、人も通わぬ山奥にトンマッコルという小さな村があった。
トンマッコルは「子供のように純粋な」という意味で、住んでいる村人はトウモロコシやジャガイモの
栽培をしながら、その名の通り子供のように純粋に、心穏やかに、平和に暮らしている。


そんなトンマッコルに、飛行機が墜落したアメリカ兵、韓国軍に追われて逃げてきた北朝鮮兵×3人、
そして何やらワケあり風の韓国兵×2人・・・の合計6人が逃れてくる。


敵同士の思わぬ遭遇に一触即発の緊張感が走るが、拳銃が何かも知らない(笑)のんびりとした村人の
ペースにあっけにとられ、次第に村での生活に心の安らぎを感じるようになる。


しかし、戦争の火の手はトンマッコルにも迫ろうとしていた!
それを知った兵士達は、トンマッコルを護るために決死の陽動作戦に出る。・・・敵味方の垣根を越え。


韓国発、話題の戦争×ファンタジー?映画です。
同じ民族同士が殺し合う泥沼のような戦争の中でも、真実の人間性を取り戻していく兵士達。
彼らの心を癒した、トンマッコルでの生活。それは正に幸せの理想郷!!


殺しあってた敵同士が次第に心を開いていくプロセスは感動的です!
その仕掛けもいいなあ!荒んだ兵士達の頭上に、ポップコーンの雨が降る?!(笑)
村人総出の収穫、草ソリ滑り、お祭り。これこそが人間の営みだよね!!


そんなカンジでとても感動的な作品でした!私の両隣とも泣いてたしね。
でもな〜、私としてはもう一歩ガンバって練り込んでほしかった。あのラストは誰もが納得
だろうけど、正直、誰にでも考え付くオチでもある。オチがああでなければ、この映画は
奇跡の名作になっただろうになあ。惜しい!惜し過ぎるっ!!