「もっけ」第6巻もっけ(6) (アフタヌーンKC)作者: 熊倉隆敏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/11/22メディア: コミック クリック: 5回この商品を含むブログ (109件) を見る

"視え"てしまう姉・静流と、依童体質の妹・瑞生。
中学生だった静流は高校に進学して寮生活を始め、瑞生も中学生に。


霊感姉妹を主人公とする、日本が世界に誇るお家芸「妖怪マンガ」の
Newスタンダードも今回で第6巻です。


新展開!ですね。
進学を期に仲良し姉妹は離れ離れになり、互いの助けのない新しい生活の中で、
それぞれが自らの特殊な境遇とたたかいながら、少しずつ成長していく・・・。


彼女達は、霊を視たりすることができるからといって、妖怪退治を生業とする
スーパーヒーロー(ヒロイン)というワケではない。普通に人間社会の中で
生きている普通の女の子達だ。そんな彼女達にとって、霊能力はありがた迷惑な
力でしかなく、無ければ無い方がいい、ある意味で"障害"とさえいえるであろう。


では、この物語には"障害者"がガンバッて自らの人生を生き抜いていく感動の
ヒューマンドラマという要素しかないのか?といえばさにあらず!
だってこれ、相手にするのが妖(あやかし)ですからね!!


便宜上"妖"表現しましたが、この作品に登場するの妖は、どちらかというと
"八百万の神"とか"産土神"とか表現すべきモノ達です。つまり、日本古来の
民間信仰で信じられてきた"神様"ですね。無論、その中には当然"祟り神"もいる。
宮崎駿の「もののけ姫」に登場する有象無象のカミサマ達・・・とだと思って
いただければ宜しいかと。要するにアレなんですよ。


まだ途中〜
考え考え書いてます・・・