「Fate/Zero Vol,3 -散りゆく者たち-」

Fate/Zero Vol,3 -散りゆく者たち-」を読了しました。
公式:http://www.fate-zero.com/


前回は、ライダーのとんでも大活躍(笑)で、闘ってるんだか仲がいいんだか
よくワカラン展開(しかし抜群に面白い!!)でしたが、
第3巻は物語が随分動きましたよ!!


魔界より召還されし、おぞましき巨大な悪魔の降臨!
サーバント達が入り乱れ、一大スペクタクルで展開する!未遠川の決戦!!
そして、悲しき英雄の運命的な最期!!


いやもう!今回も文句無しに熱いです!!燃えます!!
そしてキャラクターそれぞれの人間模様(英霊含む)もまたドラマティック!!


今回とても印象に残ったのは、キャスター&龍之介!


普通に考えたら、極めてはた迷惑な快楽殺人者コンビのキャスター&龍之介ですが、
この二人の関係って要するに、リューク夜神月の関係のバリエーションの一つ
なんじゃねえの?ってことに今頃になって気付きました。


夜神月も雨生龍之介も、「殺す側の論理」を明確に持っている点で共通している
と思うのですが、龍之介の「殺す側の論理」は、自分の行為が正義だと信じて殺す
夜神月のそれとは全く趣の異なる、快楽殺人者ならではの論理となってます。


快楽殺人者に論理なんてあるのか?これが・・・あるんですよ!
しかも驚いたことに一本筋の通ったのが!
無論、やってることは狂人のそれなんですけどね?でもその論理だけはなんかね、
納得しちゃうってんじゃないんですけど、そうゆうのも有りなのか?!みたいな。
とにかくちょっとスゴい論理なんですよ。

そして・・・やっぱセイバーはいいよな!
3巻まで待たされましたが、今回はきっちり見所あります!例のアレ!ぶっ放します!!
もう感動!!