「図書館危機」

図書館危機

図書館危機

有川浩・著「図書館戦争」「図書館内乱」に続く「図書館」シリーズ第3作。
書店に行けば大量平積み状態の超人気シリーズの最新作ですよっ!!


でかくて重いハードカバーながら、読み始めたら止まらない面白さ!
通勤電車の中でも、右手につり革、左手に「図書館危機」ってカンジで一気に読了。
く〜っ!やっぱ面白いです!!なんといってもキャラがいい!!


舞台は、言論の統制が制度化された“if世界”現代日本
言論の統制を司る法務省管轄の政府機関・メディア良化委員会による超法規的検閲から
言論の自由を護るために、全国の図書館も武装してこれに対応している・・・そんな世界。


主人公の笠原郁は、その図書館の戦闘部門・図書特殊部隊(ライブラリータスクフォース)に配属された
新米の女の子。身長170cm台?の戦闘職としては恵まれた?(笑)体格を持ち、熱血で単純で口より先に
手が出るタイプだが、その一方で女の子らしくない自分に引け目も感じている。


郁は中学生のおり、書店で偶然メディア良化委員会の検閲に遭遇した所を、名も知らぬ一人の図書隊青年に
助けられたことがあった。以来郁は密かに彼を“王子様”と呼び、再会を願って図書隊に入隊したワケ
なのだが・・・前作「図書館内乱」でついに衝撃の再会?!を果たす。
(※これから読む人もいるかもしれないので、曖昧な表現にしてま〜す)


念願の心の“王子様”と再会?し、色々ドキドキ?!の郁ちゃん。しかしメディア良化委員会との戦いは
そんなコトはお構いなしに続いています。身長170cmの闘う乙女が、今回もワーキャーとドタバタを演じつつ
がんばります!!