「たかまれ!タカマル」

以前から気になっていた作家の一人が近藤るるる先生。
それが先日「しはるじぇねしす」を読んでから、いっきにマイブームに。


ってコトで、ここんとこ、これ↓を読んでました。

たかまれ! タカマル11巻 (ビームコミックス)

たかまれ! タカマル11巻 (ビームコミックス)

華音高校に入学した主人公の小笠原隆丸は、ひょんなコトから「S.M.L」という
部活に入部する。それは、でも、一般書店でも販売する本格的な
ゲーム雑誌を発行する編集だった!


いわゆる“お仕事系”のマンガですね。
高校の部活にして、利潤追求型のちゃんとした一般雑誌を作る編集部という設定が
面白い!!私も仕事で雑誌の編集してるけど、ほとんど資料みたいな業界誌なので、
こういった一般消費者向けの雑誌の内幕モノは興味深いです。


・・・といっても、内幕モノ的なノリというより、キャラで楽しむほのぼのギャグ
漫画的なノリの方が濃厚なんですけどね〜。


女好きでダラシないけどハッタリの効く編集長以下、合気道の達人で実はお嬢様な
経理担当、ハッキングや盗聴などのエキスパート、ロリで口が悪いゲーム攻略担当、
ぽっちゃり癒し系のタイピング担当など、編集部には個性的なメンバーが揃ってます。
その他、お騒がせなキャラが次々と登場して楽しいな〜!!


私が近藤るるる先生の作品が好きなのは、登場人物達それぞれの「好き」という
キモチ
を第一に描いてくれるからです。男女間の恋愛は無論のこと、部活に
対する熱い思いや、友情など、時に誤解やすれ違いもあるけど、物語を動かすのは
全て「好き」というキモチなのです。やっぱさ、これが基本だと思うんですよ。